和楽畳は天然素材ですので、室内環境や使い方によって虫害の発生する可能性があります。
当店では、出来上がった畳床を畳加熱熱風乾燥設備で室温100℃畳床内部温度65℃で2時間、殺菌・防虫の処理を行ないます。菌や小さな虫は50℃一時間で死滅すると言われています。更に畳床の下部と畳表をかける前の段階で、ほう酸塩を成分としたマイトスタット処理防虫紙で畳床全体をくるむ様に配置して、二重の防虫対策を施します。
※防虫紙の不要な方は事前にお知らせ下さい。
資料:パンフレット「mitestat 人と環境に優しい新しい畳材料」山中産業㈱より
ホウ酸塩は哺乳類に対する毒性は低く、急性毒性はほぼ食塩と同じです。
ラットでの急性毒性試験のLD.50(mg/Kg)
資料:パンフレット「mitestat 人と環境に優しい新しい畳材料」山中産業㈱より
新しいい草畳表は、湿気を吸収する働きが強く、カビ菌が増殖する栄養分が豊富な為、カビが生えやすくなります。
当店の畳には抗カビ・抗菌・抗ウィルスの安全な植物由来の「有機酸オリゴマー」(商品名:太陽の霧)の液剤を畳表に塗布します。
※太陽の霧の塗布の必要のない方は事前にお知らせ下さい。
資料:パンフレット「絢葉6」山中産業㈱より
※カビの発生は室内温度25℃以上湿度70℃以上で新しいい草畳表(2年程度)に発生する場合があります。カビが発生するとそれを餌にする虫が増えますので、カビが発生しない室内環境にすることが大切です。虫害は湿度・温度・餌の内一つでもなければ経験的に異常発生はしません。